K10(9:1)
「K10（9:1）」という表記は、金の含有率を示しています。
まずKのあとに続く数字は、金100%（純金）を24とした時に、24/18をK18。24/10をK10と呼びます。つまり合金の割合なのですが、K10には42%ほどが金で残りは他の金属の合金です。
当店のK10は（9:1）というもので、残りの58%の合金をほぼ銀で合金しています。黄色っぽい部分がかなり抑えられて、かなり銀に近い色味の（白っぽい）金属になります。
紀元前から貴重なものとして取り扱われてきた金ですが、42%とはいえ貴金属に変わりありませんので、資産価値があるのも特徴です。リーズナブルな価格でゴールドジュエリーを持つことができ、強度も合金により抜群に良いといったポジティブな部分の多い素材です。
ただ、合金に銀を多く使用しているため、硫黄の強い温泉に触れてしまうと銀成分が硫黄に反応して黒くなってしまいますので注意が必要です。もし色が変わっても特別な処置を施すことでまた綺麗に輝きを取り戻せます。
