
クンツァイト
和名 リチア輝石(りちあきせき)
スポデュメンという無色〜灰色がかった黄色をしている鉱物の一種でピンク色のものをクンツァイトと呼び、他の色のものは別の名称で呼ばれています。
クンツァイトは比較的新しい天然石で、1902年にカリフォルニア州のホワイト・クイーン鉱山で発見されました。
スポデュメンの変種であることを発見した、ティファニーの宝石顧問クンツ博士にちなんでクンツァイトと名付けられました。
主な産地はアフガニスタンとナイジェリアで、採掘される地域によって透明度やホワイトカラーが混ざり込んだりと産地ごとの特徴があります。
2021年に、日本では63年ぶりに誕生石が改訂され9月の誕生石として仲間入りしました。9月の誕生石といえばサファイアで誕生石として持っている方は多いですが、クンツァイトはピンク〜淡い紫などカラーバリエーションが増えたので誕生石としてプレゼントの幅も広くなりますね。
柔らかく優しい色味をしているところから愛の石として広く知られており送る人を選ばない多くの人に好まれる宝石としてもプレゼントにぴったりな宝石です。