
ガーネット
和名 柘榴石(ざくろいし)
ラテン語で赤い種子を意味するグラナタスが語源とされていて、結晶がザクロの種に似ていることから柘榴石と呼ばれるようになりました。
5000年以上前から多くのエピソードを残し愛されてきた宝石で、旧約聖書「ノアの方舟」やエジプト王の埋葬品に使われていたなど記録が残っています。
ガーネットといえば情熱的な赤〜深赤を連想し、意味合いも「実りをもたらす」など大切な宝石として扱われてきました。
現代では1月の誕生石としても大変有名で広く周知されています。
諸説ありますが、結晶が整っていて原石のままでも1番美しい宝石とされていて、1年の始まりである1月の誕生石として選ばれたと言われています。
最近では赤色だけでなく、オレンジや希少性の高い緑、ブルー系なども発見されており、色としては40種類以上のカラーがある宝石になります。
多くの国で産出され日本でも採掘されることがあり、とれる国によってカラーが異なります。