
ガーデンクォーツ
和名 庭園水晶(ていえんすいしょう)
宝石としては珍しく、インクルージョン(内包物、内容物)を含むことで価値が高くなるガーデンクォーツ。
一般的にはクローライト(緑泥石)を含むものをガーデンクォーツと言いますが、他の鉱物でルチルやトルマリンなどが含まれることもあります。
緑色や茶色などが織り混ざる事によって「まるで水晶の中に庭園が存在する」ように見えることからその名がつきました。
近年、中国ではパワーストーンとしてルチルクォーツと並んで大変人気であり、水晶の透明度が高く、クローライトが美しく内包されているものが流通する機会は徐々に減りました。
主な産地はブラジルや中国、アメリカなどです。日本でも内包物の多い水晶が採掘されています。
内包物が混入するタイミングは様々で、1つ1つ異なる模様が表現され世界に2つとない大変貴重な水晶です。
水晶の中に描かれるお気に入りの風景を探してみてはいかがでしょうか。