
甲丸削り
甲丸加工(こうまるかこう)は、ジュエリーやアクセサリーのデザインにおいて用いられる加工技法の一つです。指輪やブレスレットなどの輪状の部分を、内側や外側の断面が丸みを帯びた形状に仕上げる加工方法を指します。
丸みを帯びたデザインになりますので、女性に人気のデザインではありますが、太さを出すとまた違った雰囲気を醸し出し、男性にも着用いただけるデザインです。
ランダムに目の荒い棒ヤスリで表面に削りを入れていき、削った面を目の細かい優しいヤスリで整えてマットな仕上がりにします。すり板という木の板の上で強めに甲丸の上半分を削り、おおよそ一周したら下半分を削ります。
両方を削り終えたら、削り残しを探して削っていくという流れになります。初めて棒ヤスリを扱う方でもランダムに削ってできた模様は、いい雰囲気になること請け合いです。
(スタッフによるフォローの元、制作作業をしますのでクオリティはご安心くださいね。)