
ダイヤモンド
和名 金剛石(こんごうせき)
誰もが知っている宝石といえば「ダイヤモンド」。
「ダイヤモンド」という名前は、ギリシャ語で「無敵」を意味する「アダマス(adamas)」が由来です。世界各地でダイヤモンドは採鉱されており、世界20か国から年間総産出量1億カラット以上が産出されています。
ダイヤモンドの歴史は大変古く、古代紀元前4世紀ごろまで遡り、当初は王族など富裕層が所持していました。その後鉱脈が見つかり産出量が増え、同時に研磨技術も進化していき、1475年には現代でも多くの人に愛される、ラウンドブリリアントカットの宝石が多く流通するようになりました。
キラキラと吸い込まれるように美しく光るダイヤモンドですが、実は単一の原子から成る唯一の宝石で、約99.9%の炭素からできています。
ダイヤモンドは地下深いところ(約100マイル付近)で、炭素に莫大な高温高圧エネルギーが加えられることによって作られます。
広く知られている通り、宝石の中でも1番硬く、宝石同士でダイヤモンドをキズつけられるのはダイヤモンドだけと言われるほどです。傷がつかない強固であるダイヤモンドは、4月の誕生石として大変広く知られています。
また同じ意味合いのあるプラチナとの相性が良く、結婚指輪としても定番のジュエリーとなっています。